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インテル崩壊…フィオレンティーナに4失点完敗、長友はフル出場

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 セリエAは17日、第25節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でフィオレンティーナと対戦し、1-4で完敗を喫した。長友は公式戦5試合連続でフル出場を果たしている。

 14日にEL・CFRクルージュ戦(2-0)を戦ったインテル。中2日でこの日を迎えたが、序盤から全くエンジンがかからず、酷い試合となってしまう。

 まずは前半13分、左サイドからクロスを上げられると、MFステファン・ヨベティッチに頭で落とされる。これをFWアデム・リャイッチに頭で押し込まれ、先制を許した。さらに同33分にはMFアルベルト・アクイラーニに高い位置でカットされると、ヨベティッチにボールが渡る。中に切り込み右足を振り抜かれると、見事な放物線を描いたシュートがゴール右隅に決まり、リードを広げられた。

 前半一方的に攻められたインテルは後半開始からFWマテオ・コバチッチに代えてMFリッキー・アルバレスを投入。リズムを変えようと試みるが、後半に入ってもフィオレンティーナの勢いは変わらなかった。

 後半10分、アクイラーニのヒールパスから、ヨベティッチが決めて3点目。さらに同20分にはリャイッチがゴール左から巻き込むような放物線のシュートをゴール右隅に突き刺し、リードを4点に広げた。

 インテルもMFフレディ・グアリンに代えて、DFアルバロ・ペレイラを投入し、長友を一列上げるなど、局面の打開を図る。後半42分にようやくFWアントニオ・カッサーノの豪快ミドルが決まり、1点を返すが、後の祭り。6位のフィオレンティーナに勝ち点1差に迫られた。次節24日の“ミラノ・ダービー”へ向けても不安を残す内容となった。


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