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吉田フル出場も、サウサンプトンはQPRに今季3勝目を献上

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 プレミア・リーグは2日に第28節を各地で行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、ホームで最下位のQPRと対戦し1-2で敗れている。QPRは今季3勝目を献上したサウサンプトンにとっては、手痛い黒星となった。なお、吉田は24試合連続フル出場を果たしている。

 前半14分、QPRがファーストチャンスを活かす。MFホイレットのロングボールから抜け出したFWロイ・レミーが右足ボレーでシュートを決めた。先制して勢いづいたQPRは22分にもレミーが強烈なシュートでゴールを狙ったが、GKが弾き出した。

 前半ロスタイムにはサウサンプトンも反撃を見せた。縦パスを受けたMFジェイ・ロドリゲスのシュートをGKジュリオ・セーザルが弾く。ここに詰めたMFガストン・ラミレスがチップキックを決めて、サウサンプトンが試合を振り出しに戻して前半を終えている。

 後半もチャンスをつくったサウサンプトンだったが、得点を挙げることはできない。逆に後半32分には、QPRにゴールを許してしまう。左サイドに飛び出してきたMFパク・チソンに、吉田が対応する。しかし、ルーズボールを上手くコントロールしたパク・チソンにかわされると、その折り返しをジェイ・ボスロイドに決められて、1-2と再びリードされた。

 後半40分にはサウサンプトンも、決定的なチャンスを得る。CKから吉田が鋭いヘディングシュートをゴールに飛ばしたが、途中出場したGKグリーンのファインプレーに阻まれてしまった。このまま1-2で敗れたサウサンプトンは、4日に試合を控える降格圏の18位アストン・ビラとの勝ち点差「3」を広げることができなかった。

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