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C・ロナウド欠場のレアルがマドリード・ダービーを制す

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[4.27 リーガ・エスパニョーラ第33節 A・マドリー 1-2 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは27日、第33節を行い、2位レアル・マドリーは敵地で3位アトレティコ・マドリーと対戦した。5月17日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝の前哨戦ともなったマドリード・ダービーはレアルが2-1で逆転勝利をおさめた。

 24日の欧州CL準決勝第1戦でドルトムント(ドイツ)に1-4で敗れたレアル。30日の第2戦を見据え、この日は先発を8人入れ替えて臨んだ。FWクリスティアーノ・ロナウドは負傷もありベンチ外。MFエジル、MFシャビ・アロンソらもベンチスタートとなった。

 試合開始早々の前半4分、アトレティコはMFコケの直接FKからGKディエゴ・ロペスが弾いたボールをDFディエゴ・ゴディンが拾ってゴール前にクロス。これをFWラダメル・ファルカオが頭で押し込み、先制点を奪った。

 レアルも前半13分、右45度からのFKをFWアンヘル・ディ・マリアが左足でゴール前に入れると、これがDFフアンフランに当たってコースが変わり、ゴールマウスへ。ラッキーなオウンゴールで同点に追いついた。同41分にはディ・マリアのドリブル突破からラストパスを受けたFWカリム・ベンゼマがシュート。勝ち越しの絶好機だったが、GKの好セーブに阻まれた。

 1-1で折り返した後半はアトレティコが押し気味に進めていたが、最後の決め手を欠く。逆にレアルは後半18分、ベンゼマのスルーパスに抜け出したディ・マリアが左足でゴール右隅に流し込む逆転ゴール。少ないチャンスをものにし、2-1と試合をひっくり返した。

 その後はシャビ・アロンソ、DFラファエル・バラン、MFルカ・モドリッチと次々と選手を投入し、ドルトムント戦をにらみながらも1点リードを守って逃げ切った。リーガ4連勝で11戦負けなし(10勝1分)としたレアル。首位バルセロナとの勝ち点差は「13」から「11」に縮まったが、次節、バルセロナが勝ってレアルが引き分け以下に終わった場合は4試合を残してバルサの優勝が決まる。


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