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清武チャンス演出も4連敗…レバークーゼンはCL出場権獲得

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[5.4 ブンデスリーガ第32節 ニュルンベルク0-2レバークーゼン]

 ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、MF清武弘嗣とMF金崎夢生の所属するニュルンベルクはホームでMF細貝萌の所属するレバークーゼンと対戦し、0-2で敗れた。清武は4試合連続でフル出場したが、得点に絡めず、チームも4連敗となった。金崎、細貝はベンチ外だった。

 セットプレーから正確なキックでチャンスをつくる清武は前半12分に絶妙なスルーパスを通すなど好機を演出。同17分には清武の横パスを受けたFWアレクサンダー・エスバインが強烈な右足ミドルを放つが、GKの好セーブに阻まれた。すると前半26分、レバークーゼンは左CKにDFトプラクがフリーで飛び込み、ヘディングシュート。セットプレーを生かして先制に成功した。

 1点ビハインドで折り返したニュルンベルクは後半8分、左サイドでボールを受けた清武がMFマクにパス。清武はワンツーを受けようとゴール前に走り込むが、マクがそのままシュートまで持ち込み、枠を外してしまった。同15分には清武の左CKからボールがゴール前にこぼれ、DFニルソンは押し込むだけだったが、まさかのシュートミス。直後の17分、自陣PA内でニルソンがハンドの反則を犯し、PKを献上する。これをFWシュテファン・キースリンクが落ち着いて蹴り込み、レバークーゼンが2-0とリードを広げた。

 レバークーゼンは後半36分にもPKのチャンスを得たが、MFシドニー・サムのキックはポストを直撃した。得点王争いを繰り広げているキースリンクではなく、サムがキッカーを務めて失敗するという後味の悪い終わり方だったが、3試合連続の完封勝利で3連勝を飾り、3位以内が確定。ストレートインでの来季欧州CL出場権を獲得した。なお、ニュルンベルクの1部残留も確定している。


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