beacon

先発復帰の大前、降格危機に「1試合も落とせない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.4 ブンデスリーガ第32節 フランクフルト3-1デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、FW大前元紀の所属するデュッセルドルフは敵地でMF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、1-3で敗れた。大前は2試合ぶりに先発出場し、移籍後初のフル出場を果たしたが、得点に絡むことはできなかった。

 移籍後初先発となった4月20日のハンブルガーSV戦は前半17分で負傷交代。2試合ぶりの復帰戦でさっそく先発起用された大前だが、期待に応えることはできなかった。

「守るチームなので、前の選手は個人で行ける力が大事だと思うし、そういうところを求められている。期待に応えられなくて、残念だった。(ケガから)帰ってきてすぐに使ってもらえるのはありがたいけど、そういう中でしっかり結果を出さないといけない。今日は本当に悔しい」

 チームも3連敗となり、これで10試合連続白星なし(3分7敗)。2試合を残して残留圏ぎりぎりの15位に付けているが、勝ち点で並ぶ16位アウクスブルクが明日5日のフライブルク戦で引き分け以上なら順位は逆転する。さらに自動降格圏の17位ホッフェンハイムとの勝ち点差も「3」から「2」に縮まった。

「だいぶ下との差もかなり縮まって来ている中で、こういうところで勝つとデカイけど……とにかく悔しいです」。そう唇をかむ大前は「本当に1試合も落としちゃいけないと思うし、勝つことしか考えていない。あと2試合勝てば絶対残留できると思うので、チームに貢献できればと思います」と前を向き、残り2試合でチームを残留に導くプレーを誓っていた。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2012-13特集

TOP