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亡き母に捧げる203ゴール、ランパード「彼女は最大のサポーターだった」

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[5.12 プレミアリーグ第37節 アストン・ビラ1-2チェルシー]

 プレミアリーグは11日、第37節を行い、チェルシーはMFフランク・ランパードの2ゴールでアストン・ビラに2-1で勝利した。チェルシーの歴代最多得点記録まであと1点と迫っていたランパード。この日の2ゴールで通算得点数を203に伸ばし、ボビー・タンブリング氏が持っていた202ゴールの記録を塗り替えた。

「僕はチームメイトにサポートしてもらってきた。僕は彼らみんなに感謝している。それにファンにも感謝しているよ。彼らは長い間、僕と一緒にいてくれた。この数字に到達しなければ、彼らはきっとイライラしただろうね。だから、僕はうれしいよ」

 クラブ史上最多得点者となったランパードは感謝の言葉を述べ、偉業達成は亡き母に捧げると言った。「何年か前に、母さんが亡くなった。彼女は僕にとって最大のサポーターだった。だから、これは彼女のためのものだ」。

 偉大な先輩であり、これまでの記録保持者だったタンブリング氏への敬意も示した。

「ボビー・タンブリングは偉大な人物だ。彼は最近は調子が良くない。彼は偉大な人物だよ。僕は彼の記録に並んでうれしかった。でも、彼に対する敬意を欠いて過度に祝うことはしたくなかった。ただ、その記録を破ることができて、うれしかったよ」

 クラブの公式HPでは、そのタンブリング氏もコメントを寄せ、ランパードを祝福している。

「ここ45年もの間、チェルシーの歴代最多得点記録を維持できたことをとても誇りに思っている。私は、どんな記録であっても、破られる日が訪れることは知っていた。ただ、正直に言って、もしだれかに記録を破ってもらうことを望むなら、それはフランク・ランパードだった。私は何度も彼に会わせてもらった。彼は私と私の妻に対して常に本物の紳士だった。彼はピッチ内外で完全なプロだ。そして、これほどの成功をチェルシーにもたらした」


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