8月の対戦に向けて自信

　フランクフルトMF乾貴士が、8月中旬に行われるブンデスリーガ第2節のバイエルン・ミュンヘン戦で、勝利を収めることも可能だと自信を見せている。

　昨季、ドイツ勢として初となる3冠を達成したバイエルン。新シーズンもペップ・グアルディオラ監督が就任し、MFマリオ・ゲッツェやMFチアゴが加わるなど、王者からは目が離せない。

　その強敵と第2節で対戦する乾は、ドイツ『ビルト』で、「バイエルンに勝つのは可能だ」とコメント。その理由について、次のように話している。

「バイエルンは新しい監督、新しい選手が加わりました。チームの連係はまだ仕上がっていない。僕たちにもわずかながらチャンスがあります。それに、僕たちにはバイエルンよりも高いモチベーションがある。すべてがかみ合った場合、勝つことも可能です」

　一方、乾は先月のコンフェデレーションズカップについて、「代表ではほとんどプレーしていませんので」と、満足していないとコメント。同じく、昨シーズン、特に後半戦の出来について、不満があると語った。

「前半戦は、相手が僕のプレースタイルをまだつかんでいませんでした。後半戦は、僕にとってより難しかったですね。その期間の自分のパフォーマンスには満足できていません。ゴールも少なすぎました」

　ポジションを争うライバルについては、「(ヤン・)ローゼンタルと(ステファン・)シュレクは最初からプレシーズントレーニングに参加している。だから、僕は3番になりますね」とコメント。コンフェデレーションズカップ参戦による遅れがあるとしつつ、「でも、頑張りますよ」と意気込んだ。

　また、ドイツでの3シーズン目を迎える乾は、ドイツ語について、「質問の多くは理解しています。でも、まだドイツ語で答えるのは無理ですね。休暇の間、ドイツ語の勉強もちょっと休んでいました。これからまた勉強します」と、ブラッシュアップを目指すと話している。

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