近日中の交渉再開にも否定的

　CSKAモスクワのロマン・ババエフGM(ゼネラルマネジャー)は、MF本田圭佑のミラン移籍に向けた交渉が現時点では中断していることを明らかにしている。

　イタリアでは、CSKAが本田に対する再オファーを拒否し、この夏の移籍に向けた交渉が破談に近づいていると報じられた。ロシア『スポーツ・エクスプレス』の取材に答えたババエフGMは、ミランからの再オファーについては言及していないが、交渉の現状について次のように述べた。

「何も変わってはいない。今のところ、本田についての交渉はストップしている。近い未来に交渉を再開させる理由があるとは思わない」

　本田が近日中にミランとの仮契約にサインする可能性がある、という噂に対しては、ババエフGMは次のように答えている。

「どのクラブであれ、本田は彼自身が交渉すべきだと思う相手と交渉することができる。だが私の知っている限りでは、その噂は正しいものではない」

　先日CSKAのエフゲニー・ギネル会長は、本田に対してミラン以外のクラブからより好条件のオファーが届いていることも明かしていた。様々な情報が錯綜する本田の去就は、いつ、どのような着地点を迎えるのだろうか。

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