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ザマー:「レヴァンドフスキは完全な憶測」

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『シュポルト・ビルト』の質問に対し、答えを避けるバイエルンSD

 バイエルン・ミュンヘンのマティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)は、ドイツ『シュポルト・ビルト』の取材に対して、バイエルン移籍が噂されたボルシア・ドルトムントFWロベルト・レヴァンドフスキに関する発言を控えている。

 かねてからバイエルン移籍を希望していたレヴァンドフスキは、ドルトムントに残留を命じられたことで、ポーランドメディアなどに不満を漏らしていた。先日、ドイツ『キッカー』に対してバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが語ったところによると、「(ドルトムントが)方針を180度転換し、選手の移籍を認めるようになるとは想像できない」とのことで、この夏の移籍は破談に終わったとも言われている。

 しかし、『シュポルト・ビルト』はザマーSDに対して焦点の異なる質問を投げかけている。同紙は、ペップ・グアルディオラ監督の哲学では、レヴァンドフスキ獲得は対象外となるか、と聞いた。それに対する同SDの返答は「レヴァンドフスキは完全な憶測だ。それには変わりがない。現時点、私が言及するような理由は見えないね」というもので、言及を避けている様子だ。

 バイエルンはこの夏、グアルディオラ監督の要望でMFチアゴ・アルカンタラを獲得した。指揮官の希望を常に叶えるために補強に動くのか、との問いにザマーSDは次の通りに答えている。

「選手獲得は監督1人で実行せず、つねに幹部と話し合いながら決める。以前からそうで、それは変わらない。我々は、クラブとして監督をサポートしていきたい。だが、どんな監督でも、クラブがすべての考えを実現するのは無理であることは知っているだろう」

 センターフォワードを起用しないシステムを好むグアルディオラ監督が、実際にレヴァンドフスキを求めているかは知られていない。今後のバイエルン幹部の発言に注目が集まるところだ。


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