インターナショナルチャンピオンズカップの決勝戦が8日にマイアミで行われた。レアル・マドリー(スペイン)がチェルシー(イングランド)を3-1で下し、初代王者に輝いた。2013-14シーズンからチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にとっては、早くも訪れた古巣戦で敗戦を喫した。

　ここまでの5試合を4勝1分で決勝進出を決めたレアルと5戦全勝のチェルシーが対戦。かつてチェルシーを指揮したレアルのカルロ・アンチェロッティ監督にとっては、自国以外で指揮した初めてのチームとの対戦となった。また、ここまでの5試合で17得点2失点と好調ぶりをみせるチェルシーを率いるのは、昨季までレアルを率いたモウリーニョ。こちらも古巣との対戦となったため、プレシーズンマッチといえど注目の決勝戦となった。

　試合は前半14分にDFマルセロが先制点を奪い、レアルがリードに成功するも、同16分にMFラミレスにゴールを許し、1-1と試合は振り出しに戻された。

　しかし、同31分にFWクリスティアーノ・ロナウドが2-1と勝ち越し弾を決めると、後半12分にも自身2点目を決める。C・ロナウドの2得点の活躍で逃げ切ったレアルが3-1でチェルシーに勝利。第1回大会の王者となった。

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