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モウリーニョ:「"本物"のロナウドは一人目だからだ」

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問題発言について説明

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、古巣レアル・マドリーに敗戦を喫したギネス・インターナショナル・チャンピオンズ・カップ決勝の試合についてコメントするとともに、大きな騒動を生んだ「本物のロナウド」発言にも言及した。

 7日に行われた決勝で、DFマルセロに先制を許した後すぐにMFラミレスのゴールで追いついたチェルシーだが、FWクリスティアーノ・ロナウドに2ゴールを奪われて1-3の敗戦を喫した。試合後のチェルシー指揮官の言葉を、クラブ公式サイトや各国メディアが伝えている。

「ミスを犯した部分には取り組んでいかなければならない。5勝1敗の成績だが、親善試合の勝ち点はいずれにしてもゼロなので騒ぐ必要はない。チャンピオンズリーグ(CL)でマドリーに敗れれば大きなことだが、今の時点では心配していない」

「C・ロナウドはキャリアを通してずっとゴールを決めてきたので、彼がゴールを決めたことはニュースではない。だがどちらの失点の場面でも我々はミスを犯した。前半には危険なエリアでファウルをしてしまった」

 モウリーニョ監督は先日、元ブラジル代表FWロナウド氏を「本物の」ロナウドと表現し、C・ロナウドを皮肉ったとして大きく騒がれていた。同監督は次のように説明を加えている。

「”本物のロナウド”と言ったのは、彼(ブラジルのロナウド)が一人目だからだ。本物のミュラーは誰かと聞かれれば、私はトーマス・ミュラーではなくゲルト・ミュラーと答えるだろう。後者がより年長で、最初だからだ」

 マドリー戦を欠場したDFダビド・ルイスとMFフアン・マタに関しては、10日に行われるローマ戦に出場できるかどうかも定かではないとのことだ。

「D・ルイスとマタがローマ戦で戻ってくるかどうかは分からない。二人とも小さな問題を抱えている。マタは新たな問題、D・ルイスは以前からの問題だ。CL決勝前にも抱えていた筋肉のケガだ。二人はここに来ておらず、ワシントンで調整している。彼らが合流して、ローマ戦で少しプレーできるかどうかはこれから様子を見てみよう」

 昨季まで率いたマドリーに対して、モウリーニョ監督はリーガエスパニョーラでの優勝を願っていると述べた。

「私はチェルシーのために全力を尽くしている。マドリーには最大限の幸運を祈りたい。会長から単なる職員に至るまで、マドリーには私の尊敬する人物が大勢いる。彼らがリーガで優勝することを望んでいると言っても何も問題はない。私はもうそこにいないのだから」

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