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韓国協会、八百長減免案受け入れず

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 大韓サッカー協会(KFA)は19日に行われた定例理事会で、韓国プロサッカー連盟が求めていた「八百長に関与した選手に対する懲戒減免案」を受け入れない決定を下した。『朝鮮日報』が報じている。

 韓国プロサッカー連盟は、八百長に関与したとして追放処分を受けた元韓国代表FWチェ・ソングッら18選手の保護観察期間の短縮を求めて処分減免案を提出。しかし大韓協会は「八百長は絶対に繰り返してはならない」と厳格な姿勢を貫いている。

 国際サッカー連盟(FIFA)は今年1月に2011年に発覚したKリーグの八百長事件に関与したとして、KFAから永久追放された41選手を全世界で永久追放処分にしたことを発表した。対象となった41選手は、FIFAが加盟する他国のリーグでもプレーできなくなった。

 ただし、41選手のうち21選手は事件の捜査に協力し、反省の意を強く示しているため、2年から5年の猶予期間が与えられ、200時間から500時間の社会奉仕活動を行えば、処分が解除されることになっている。復帰を目指す者はKリーグに申告した上で、地域クラブの指導など、サッカーに関する社会奉仕活動を行い、毎月レポートをKリーグに提出。各選手の復帰許可は最終的にKFAが判断するとされている。

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