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ジェラード:「L・スアレスはクラブの恩に報いるべき」

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リバプールは彼を支えてきたと主張

 リバプールMFスティーブン・ジェラードは、この夏を通して移籍が噂されてきたFWルイス・スアレスについて、少なくともあと1年は残留してクラブの恩に報いるべきだと訴えている。イギリス複数メディアがキャプテンのコメントを伝えた。

 移籍の希望を公言したL・スアレスに対し、アーセナルが2度のオファーを出したが、リバプールがそれに応じることはなかった。ジェラードは、彼がアーセナルへ移籍することは考えられなかったと語る。

「ルイスが出て行くことになるとは考えもしなかった。特にイングランドの他のクラブにはね。アーセナルは素晴らしいクラブで、敬意を欠くつもりはないけど、ルイスがアーセナルへ行くことが彼にとって前進だとは思えない」

「このクラブを出て移籍し、前進することができるクラブとなると、実際のところ2つや3つしかないと思う。僕らが今季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなければ、彼はレアル・マドリーやバルセロナやバイエルン・ミュンヘンに行ってもいいだろう」

 昨季チェルシーDFブラニスラフ・イバノビッチにかみついて10試合の出場停止を受けた件も含め、様々な問題行動を起こしてきたL・スアレスは、その都度彼をサポートしてきたクラブに感謝しなければならないとジェラードは主張した。

「クラブは大事な場面で彼を支え、新しい契約という形でも彼に報いてきた。ルイスはそのことを公に認めなければならない。クラブが彼に対してフェアだったということを理解するべきだと思う。彼は今一番良い年齢で、あと1年残ってくれれば僕らにとって素晴らしい戦力になるだろう」

「今の僕らがCLから少し離れているのは分かるけど、もし彼がイングランドの別のクラブに行ったとすれば、今のサポーターとの関係を台無しにすることになってしまうと思う。(チェルシーへ移籍した)フェルナンド・トーレスに起こったことを見てきたけど、ルイスに同じ失敗を犯してほしくはない」


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