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[W杯欧州予選]ウェールズ、ベイルのために警備を強化

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ピッチの上でも公平な扱いを求める

 10日、ウェールズはワールドカップ予選でセルビアと対戦する。今夏の移籍市場でレアル・マドリーへ移籍したMFガレス・ベイルはベンチスタートとなりそうだが、同選手の存在がウェールズサッカー協会(FA)がこの試合の警備を強化する原因となったようだ。

 ウェールズは、6日にアウェーでマケドニア戦と対戦したが、負傷を抱えるベイルはこの試合を欠場。それでもハーフタイムに2人のサポーターがピッチに侵入し、ベイルに迫る事態が発生していた。

 ウェールズFAは10日の一戦でこのような事態が起こることを防ぐべく、警備を強化したという。同国を率いるクリス・コールマン監督は、「正直に言って、私は(ベイルのような選手を抱えることに)慣れていないんだ。フラムを率いていた時に良い選手はいたが、8500万ポンドの選手はいなかった」と話している。

「すべての面で強化しなければいけない。マケドニアに着いた時、ベイルを見るために多くの人々がいた。私は、(元イングランド代表FW)アラン・シアラーや(マンチェスター・ユナイテッドMF)ライアン・ギグスら偉大な選手とプレーしたが、このような状況は見たことがない。驚いたが、きちんと対処する必要がある」

 コールマン監督はまた、レフェリーに対してもピッチの上でベイルを保護してほしいと続けた。

「我々は保護を必要としている。特別な保護が必要だと言っているのではない。公平な扱いというだけだよ」
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