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モウリーニョ:「私はチェルシーのファン」

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3大リーグ制覇後の復帰に満足

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、古巣レアル・マドリーで理想的な日々を過ごしたわけではないと明かしながら、3大リーグで優勝を成し遂げてからチェルシーに復帰したことには一定の満足感を示している。

 モウリーニョ監督は、2010年から2013年までマドリーの指揮官を務めた。コパ・デル・レイ制覇、リーガエスパニョーラ優勝を達成したが、チャンピオンズリーグでは3年連続で準決勝に進出したものの決勝に駒を進めることはできなかった。

 モウリーニョ監督は、『チャンピオンズ・マッチデイ』のインタビューで次のように話している。

「(マドリーでは)クラブを取り巻くすべてを愛していたわけじゃない。しかし、イングランド、イタリア、スペインでリーグ戦制覇を達成することは私にとって非常に特別なことだった」

「私は今、居たいと望むクラブにいる。私はチェルシーが大好きで、このファンタスティックな環境で働くことを歓迎している。仕事だけではない。情熱もだ。これこそ私のクラブだよ。私は監督であると同時に、チェルシーのファンでもあるんだ」

 また、モウリーニョ監督は自身のサッカーに対する考えも示している。

「ポゼッションは重要だが、それはポゼッションを高められるような選手を擁しているときに限り、だ。問題は周囲の人々が、ポゼッションこそサッカーの主要なクオリティーだと思ってしまうことだ。サッカーにおける数字は、私にとって何ら重要なものではない。戦術に関して言えば、劇的な変化が訪れたのは1960年代から70年代。現代サッカーは、戦術面で安定と平衡を見つけている」

「例えば、4-4-2のシステムで戦うチームが対峙したとする。しかし、チームの規律とフィロソフィーによって、それはまったく違う布陣になり得るんだ。最近では、戦術よりもそちらの面にフォーカスされるようになってきている」


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