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ベニテス:「ミランに勝ったとしても謙虚に」

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リーグ序盤戦で浮かれることはできないと強調

 ナポリは22日のセリエA第4節でミランと対戦する。ラファエル・ベニテス監督は有利との下馬評を気にせず、謙虚さを保つことが必要だと強調した。

 開幕3連勝と絶好調のナポリに対し、ミランは1勝1敗1分けと出だしに躓いた。だが、ベニテス監督は謙虚さを失わず、コンスタントに続けることが大事だと訴えている。イタリア『スカイ・スポーツ』が同監督のコメントを伝えた。

「正しい道を進み続けるためには、勝つことが必要だ。ミランを倒すことができても、謙虚さを失わないようにしよう。シーズン序盤で何かを勝ち取ることはないんだ。リーグが終わるときに何かを手に入れられるんだよ。2、3か月後にどうなっているかを見てみよう」

「リーグ戦の試合で勝てば、勝ち点は3ポイントだ。8ポイント差はそれほど大きなリードではない。我々が有利と言われているかどうかは問題じゃない。ミランが有利と言う人もいる。だが、それで試合が変わるわけではない。ナポリが長年サン・シーロで勝っていないのなら、それは本当に厳しい相手だからという意味だ」

 リバプール時代にチャンピオンズリーグ(CL)決勝で2度対戦しているベニテス監督にとって、ミランとの試合は特別なものだろう。

「特別な試合だよ。非常に強力なライバルが相手だからね。私はCL決勝で2回ミランと対戦しているから、私にとっても少し特別な試合だ。だが、インテルの監督をやったからではないよ」

「いつものように攻撃し、守備でも相手を抑えようとしなければいけない。相手がミランのように強いチームならなおさらだ。ミランに攻撃的なメンタリティーがある。違いをつくれる選手たちがいるんだ。我々は全員、どの試合でも準備を整えていなければいけない」

 FWゴンサロ・イグアインとFWマリオ・バロテッリの対決には注目が集まるだろう。

「イグアインとバロテッリは最高レベルの選手たちだ。私はゴンサロにとても満足している。ミランはバロテッリに満足しているだろう。だが、明日の試合は個で決まるわけじゃない。チームが重要になるはずだ」


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