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バイエルンが33戦不敗で今季初の首位に浮上

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[10.5 ブンデスリーガ第8節 レバークーゼン1-1バイエルン]

 ブンデスリーガは5日、第8節2日目を行い、2位バイエルンと3位レバークーゼンの上位対決は1-1の引き分けに終わった。互いに連勝は3でストップしたが、この日、首位ドルトムントがボルシアMGに0-2で敗れて今季初黒星を喫したため、6勝2分と無敗を守ったバイエルンが勝ち点を20に伸ばし、今季初の首位に立った。

 立ち上がりからMFフランク・リベリが切れ味鋭いドリブルでチャンスをつくるバイエルンは前半29分、リベリが左サイドをえぐってマイナスに折り返し、MFトニ・クロースが左足で先制点を奪った。

 レバークーゼンもすぐさま同点に追いつく。2分後の31分、MFラース・ベンダーの右クロスをGKマヌエル・ノイアーがパンチングで弾くと、こぼれ球をDFセバスティアン・ボエニシュがシュート。ノイアーが弾いたボールをMFシドニー・サムが左足で押し込んだ。

 1-1で折り返した後半はバイエルンが怒涛の猛攻を見せた。後半14分、DFラフィーニャの右クロスをリベリが左足でダイレクトボレー。その直後にもMFジェルダン・シャキリからパスを受けたリベリが左足を振り抜いたが、GKベルント・レノがビッグセーブを連発し、ゴールを死守した。

 バイエルンは後半26分にMFアリエン・ロッベン、同35分にFWマリオ・マンジュキッチ、同40分にはMFマリオ・ゲッツェを投入。攻撃的なカードを次々と切り、さらに攻勢を強めた。しかし、後半アディショナルタイムのゲッツェのシュートはレノに弾かれ、直後の左CKから放ったMFバスティアン・シュバインシュタイガーのヘディングシュートもゴールライン上でDFドナーティにクリアされた。

 一方的に攻め込みながら勝ち越しゴールを奪うことはできず、勝ち点1獲得にとどまったバイエルンだが、昨季から続くリーグ戦連続不敗記録は33試合に更新。81年から83年にかけてハンブルガーSVが記録した36試合連続無敗のブンデスリーガ記録まで、あと3試合に迫った。


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