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ユーベ本拠地、地域差別チャントで処分

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ゴール裏スタンドを1試合閉鎖 執行猶予つき

 27日のジェノア戦で地域差別チャントがあったとして、ユベントスの本拠地ユベントス・スタジアムのゴール裏スタンドが1試合の閉鎖を命じられた。処分には1年間の執行猶予がつく。

 先日からイタリアで問題となっている地域差別チャント。先日はローマ、ミラン、インテル、トリノの4クラブに、1年間の執行猶予つきで、ゴール裏スタンド閉鎖の処分が下されている。

 ウルトラスは地域差別チャントに対する処分に不満を見せ、各クラブが“連係”。今回はユヴェントスサポーターにもそれが波及した。処分は同じく執行猶予つきとなり、1年の間に同様の問題が起きた場合に処分適用となる。

 イタリアメディアによると、27日の一戦では、試合前と前後半に「ヴェスヴィオ(火山)、炎でヤツらを洗い流せ」「ナポリはコレラ」といったチャントが飛んだとのこと。後半には「なんてくせえんだ。犬も逃げちまう。ナポリのやつらが来ているんだ」というチャントも歌われたそうだ。

 チャントはユベントス・スタジアムのゴール裏スタンドのほぼ全体から飛び、「ピッチ中央にいても聞こえたほど」とされている。
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