[1.29 コッパ・イタリア準々決勝 ナポリ1-0ラツィオ]

　コッパ・イタリアの準々決勝1試合が29日に行われ、ナポリは後半37分にFWゴンサロ・イグアインが奪ったゴールを守りきり、昨季王者・ラツィオを1-0で下すと決勝進出を決めた。

　試合後、『Rai Sport』によると値千金のゴールを挙げたイグアインは「大事な試合だった。準決勝進出は僕らにとって大きな目標達成だ。チーム全体がすごく頑張った結果だよ」とコメント。「今日は勝つことが大事だった。幸いにも、観客に大事な勝利をプレゼントできたね。ローマとの準決勝?　次のアタランタ戦のことを考えよう」と冷静に先を見据えた。

　また、チームのラファエル・ベニテス監督も「我々は試合ごとに考えていく。次の試合が最も大事な試合なんだ。それからローマ戦のことを考えよう。今の我々は77%だ」とイグアイン同様にまずは直近の公式戦が重要だとコメント。

　この日の試合については「難しい試合だった。ラツィオは良いプレーをしたし、我々も守備でインテンシティーを、攻撃で断固たるところを見せた。だからイグアインのゴールが決まったんだ。勝利に値したと言えるだろう」とチームを称え、「ローマとの差?　ローマはとても強いチームだよ。一週間に1試合しかないというアドバンテージもある。彼らがより強く、我々の方が弱いということではない。彼らは5、6日かけて準備できるが、我々には1、2日しかないんだ」と話した。

　準決勝はホーム&アウェーで行われ、第1戦は2月5日、第2戦は2月12日に行われる。ナポリがローマと対戦するほか、ウディネーゼがフィオレンティーナと戦う。