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バルサがホームで651日ぶり敗戦…今季2敗目で首位陥落危機

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[2.1 リーガ・エスパニョーラ第22節 バルセロナ2-3バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは1日、第22節を行い、バルセロナはホームでバレンシアと対戦し、2-3で敗れた。昨年12月1日のビルバオ戦(0-1)以来、7試合ぶり今季2敗目で、リーグ戦でのホーム敗戦は12年4月21日のレアル・マドリー戦(1-2)以来、2シーズンぶりとなった。

 前半7分、左サイドからFWリオネル・メッシがシュート性のクロスを入れると、ファーサイドのFWアレクシス・サンチェスが角度のない位置から右足でゴールネットを揺らす先制点。その後も立て続けに決定機をつくるなど、試合を優位に進めていた。

 ところが前半44分、バレンシアは中盤でボールを奪ったMFダニエル・パレホがドリブルで駆け上がり、速攻に転じると、MFソフィアン・フェグリとのワンツーでPA内へ切れ込み、同点ゴール。1-1に追いついて後半に折り返した。

 後半3分にはフェグリの右クロスのこぼれ球をMFパブロ・ピアッティが頭で押し込み、バレンシアが2-1と逆転に成功する。バルセロナも同9分にメッシのPKで2-2の同点に追いついたが、後半14分、バレンシアは右サイドのスローインからフェグリが一瞬の隙を突いて右サイドを突破。マイナスの折り返しにFWパコ・アルカセルが右足で合わせ、3-2と再び勝ち越した。

 バルセロナは後半33分、DFジョルディ・アルバが2枚目の警告を受け、退場。1点ビハインドのうえ数的不利に立った。後半アディショナルタイムには細かいパス交換で中央をこじ開け、最後はメッシがMFアンドレス・イニエスタとのワンツーからシュートを放つが、枠を捉え切れなかった。

 試合はそのまま2-3で終了。リーグ戦では651日ぶりとなるホームでの敗戦を喫したバルセロナ。勝ち点で並ぶ2位アトレティコ・マドリー、勝ち点1差の3位レアル・マドリーは明日2日に試合を控えており、その結果次第では首位陥落となる。


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