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[DFB杯]クロップ、「幸運な」決勝進出に安堵

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ファイナルでバイエルンと再会か

 ドルトムントは、15日のDFBポカール準決勝でボルフスブルクを下し、決勝進出を決めた。ユルゲン・クロップ監督が、ドイツ『ARD』で試合を振り返っている。

 前半に2点を奪ったドルトムントは、ボルフスブルクにゴールを許さず、2-0で逃げ切った。試合後のクロップ監督は苦しんだことを認めているが、決勝進出を喜んだ。

「チームがこれまでにどれほど走ってきたかが今日の試合で明確になった。疲れた状態でなんとかファイナルに進めたよ。疲れを振り落とした瞬間に良いプレーを見せている。だが、まったく疲れていない相手で、ボールを追いかけなければいけなかった」

「運と素晴らしいGKが必要な試合だった。このように勝つこともあるかもしれない。ただ、我々が戦ったここ数週間のご褒美のようなものとして見ている。ラッキーな勝利だったことは否定しないよ」

 終了間際には、GKロマン・バイデンフェラーとMFマルコ・ロイスが味方同士で口論となっていた。

「見ていたし、私も間に入っている。試合が終わった後は何も問題なかった。GKというのは、みんなのために顔を蹴られることを覚悟で1メートルの距離のボールに飛び込むつもりで試合に入る。そのためにアグレッシブな姿勢は必要で、多少声を上げることはよく理解できることだ」

「マルコはここ4、5週間で信じられないプレーを見せている。(ロベルト・)レバンドフスキも同じだが、ラスト3つの場面では、彼はもう判断する力が残っていなかったね。このような言い合いがあるのは普通のことだ」

 クロップ監督は、決勝戦の相手がバイエルン・ミュンヘンになる可能性が高いと見ている。翌日に行われるバイエルン対カイザースラウテルンについてもコメントした。

「カイザースラウテルンのみんなに失礼なことは言いたくないが、ものすごく多くの条件が集まらない限り、彼らにとって(決勝進出は)難しいだろう。だが、カップ戦だ。この大会には特別な法則があるし、不可能は存在しない。カイザースラウテルンは昇格1年目でブンデスリーガを制したこともあるしね」

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