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望みをつないだアンチェロッティ監督「ツケを払った」

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 4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第36節でバレンシアと対戦したレアル・マドリーは後半アディショナルタイムまで1-2とリードを許しながらも、FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで土壇場で引き分けに持ち込んだ。しかし、優勝へ望みをつなぐ勝ち点1を確保した試合をカルロ・アンチェロッティ監督は「満足していない」と振り返った。

 クラブ公式HPによるとアンチェロッティ監督は「我々は勝つつもりで戦っていたし、リーグ優勝を目指して戦っている」と勝ち点1に満足していない理由を語り、「29日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)を戦い、フィジカル面で十分ではなかった。CLを戦った後に消耗するのは普通のことで、そのツケを今回払ったことになる」と続けた。

 しかし、首位のアトレティコ・マドリーがレバンテに敗れたため、傷口は最小限に抑えることができた。「我々はチャンスを一つ失ったが、それほど大きなものにはならない。この試合に負けていれば優勝戦線からの脱落を意味したかもしれないので、クリスティアーノのゴールはとても重要なものになった」。

 勝ち点88の首位アトレティコとの勝ち点差は5だが、レアルは消化試合が1試合少ない。さらにアトレティコは最終節で、現在2位につけて優勝の可能性を残すアウェーのバルセロナ(勝ち点85)戦を残している。「優勝への可能性を持ち続けるには残り3試合すべてに勝たなければいけないが、我々は戦い続ける」と一戦必勝を誓い、逆転でのリーグ制覇を目指す。


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