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モラタ:「トッティはああいうことを言うべきじゃなかった」

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自身の退場と出場停止にも不満

 ユベントスFWアルバロ・モラタがGOALスペイン版のインタビューで、ローマFWフランチェスコ・トッティの発言に苦言を呈した。

 5日に行われたセリエA第6節、ユヴェントス対ローマの一戦は、3-2でホームのユーベの勝利に終わった。だが、微妙な判定が相次いだことで、両チームの選手たちはヒートアップ。試合後、トッティは判定に怒りを表し、「ユーベがいる限りローマは2位」「ユーベは別のリーグを戦うべき」と発言した。その後も両チームの関係者が互いを批判している。

 現在、U-21スペイン代表に合流中のモラタは、トッティの発言について次のように語った。

「彼らが勝っていたら、何も言わなかったはずだ。彼は試合について怒っていただけかもしれない。終盤の失点でこういう重要な試合を落とせば、受け入れるのは簡単じゃないからね。トッティは偉大な、歴史的な選手だ。だけどおそらく、あれは言うべきじゃなかっただろうね」

 モラタ自身もこの試合ではレッドカードを出された。ローマDFコスタス・マノラスに激しいタックルを仕掛けた際、マノラスがモラタに激高して食ってかかり、主審は揉めた両選手をそれぞれ退場処分としている。モラタは判定と出場停止処分に納得していないようだ。

「本当におかしかった。僕は何もしていないんだ。(タックルは)厳しいものだったけど、それはそうあるべきだったというだけだよ。チームが必要としていたことなんだ。プレーを止め、アグレッシブになるということさ。その前のプレーでは、彼が僕を押している。でも、それがサッカーなんだ」

「どうしてマノラスがああいうリアクションをしたのか、僕には分からない。彼らだって僕らを蹴っていたんだ。僕は何もしていない。(出場停止が)取り消されることを願っているよ。だけど、大事なのは僕らが試合に勝ったということだ」

 また、夏にレアル・マドリーから移籍し、今季からイタリアでプレーするモラタは、新たな環境への適応について、このように話している。

「すべてがうまくいっているよ。唯一あるとしたら、練習の仕方かな。まるで戦争に向かう準備をしているかのようなんだよ! 回復する時間がないんだ。すごくフィジカルでね。でも、うまくやっているよ。すべてはチームのためだ。僕らには素晴らしいチームがある。僕らは素晴らしいことをやれるはずだ」


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