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ローマ会長:「トッティに反する発言はしていない」

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息子のようなものだと強調

 ローマのジェームス・パロッタ会長が、自身の発言はFWフランチェスコ・トッティに対する不満や反発などではないと強調した。

 トッティは5日のセリエA第6節ユベントス戦で、試合後に判定への不満をあらわにし、「ユーベがいる限りローマは2位」「ユーベは別リーグで戦うべき」と発言した。このコメントはユベントス側の不快感を呼び、幹部のジュゼッペ・マロッタ氏やパベル・ネドベド氏らが反論している。

 一方、パロッタ会長は先日、クラブの公式ウェブサイトでコメントを発表し、「深呼吸をして、少し冷静にならなければいけない」とコメント。判定に関するミスを受け入れ、落ち着く必要があるとの考えを示した。

 一部のメディアは、ローマのトップとキャプテンの考えが違うとして取り立てているが、パロッタ会長は次のように述べ、関係悪化の噂を一蹴している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「もちろん、(黒星には)とても落胆していた。負けるのは好きじゃない。だが、私のコメントがトッティに反するものだと考えたサポーターがいるなら、それはあり得ない、最も愚かなことだ。私のコメントは一般論としてのものだ。試合が終われば、ミスや不利な状況も受け入れなければいけない」

「ほかの試合が待っているんだ。自分たちが偉大なチームだとピッチで示さなければならない。怒り続けている理由はないんだ。私のコメントは選手たち、ましてやトッティに対して反するものではないよ。彼は私にとって息子のようなものだ。今の私にとってローマはファミリーなんだよ」

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