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ローマがコッパ・イタリアの8強へ、決勝点のPK判定が議論に

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エンポリを下して準々決勝に進出も…

 20日に行われたコッパ・イタリア5回戦、ローマ対エンポリの一戦は、2-1でホームのローマが延長戦の末に勝利し、ベスト8進出を決めた。

 リーグ前節でパレルモと引き分け、首位ユベントスとの勝ち点差が5に広がったローマは、コッパでの勝利で勢いを取り戻したいところ。前線でトッティとデストロがそれぞれ先発出場し、中盤はナインゴラン、ピャニッチ、デ・ロッシと主力を投じて勝利を目指した。

 開始5分、ローマはマイコンのクロスのこぼれ球を拾ったイトゥルベがネットを揺らし、先制に成功する。得点不足で批判されていたイトゥルベの得点で、ローマが1-0とリードして前半を終えた。

 だが、エンポリは終盤の80分に試合を振り出しに戻す。後方からの縦パスに反応したヴェルディが、アストーリをかわしてペナルティーエリアでボールを持つと、飛び出してきたGKスコルプスキをかわして無人のゴールへボールを流し込む。1-1のタイスコアで試合は延長戦に突入した。

 延長前半の113分、ローマはパレデスがペナルティーエリア内でベシノと交錯。主審はPKを宣告する。タックルを仕掛けたベシノは、先にボールに触れていたようだったが、エンポリの抗議も主審のジャッジは変わらない。

 PKをデ・ロッシが決めて2-1と勝ち越したローマは、そのまま逃げ切って勝利。準々決勝へと駒を進めた。2月4日に行われる準々決勝の相手は、フィオレンティーナ対アタランタの勝者となる。

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