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終了間際のウィリアン弾でチェルシーがエバートンを下す

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[2.11 プレミアリーグ第25節 チェルシー1-0エバートン]

 プレミアリーグは11日、第25節を各地で行い、首位のチェルシーはホームでエバートンと対戦した。試合終盤まで得点が入らなかったが、後半43分にブラジル代表MFウィリアンが決勝点を決めて1-0で勝利を挙げている。

 序盤からチェルシーがボールを保持する。前半6分にはウィリアンが左寄りの位置からゴールを狙うが、わずかに枠を越えた。8分にはエバートンも縦パスを古巣対戦となるFWロメウ・ルカクに付ける。ルカクはフィニッシュに持ち込んだが、GKペトル・チェフが足で反応してシュートを枠外に弾いた。

 その後もチェルシーは優勢に試合を進めていく。前半13分には左サイドからDFセサル・アスピリクエタがクロスを入れると、FWロイク・レミがヘッドで合わせたが、GKティム・ハワードの正面を突いた。同19分にもチェルシーは、アスピリクエタがDFとGKの間に絶妙なクロスを通したが、わずかにMFエデン・アザールには届かなかった。

 攻勢のチェルシーは、20分に新加入で初先発のMFフアン・クアドラードからのパスを受けたレミがシュートを放つが左に外すなど、チャンスをつくる。しかし、得点を挙げられないまま、前半は0-0で終了した。

 後半に入って攻めあぐねるチェルシーに対し、エバートンが後半23分に決定的な場面をつくる。CKの流れから左サイドからの折り返しをルカクが1タッチでシュート。これもチェフに阻まれて得点を挙げられなかった。後半25分にチェルシーは、クアドラードとレミを下げ、FWディディエ・ドログバとケガ明けのMFセスク・ファブレガスを投入する。エバートンは同34分にもルカクのキープからMFケビン・ミララスがゴールを狙うが、枠を捉えられなかった。

 なかなかチャンスをつくれなかったチェルシーだが、後半41分にMFネマニャ・マティッチがシュートを放つ。DFに当たったボールは、DFブラニスラフ・イバノビッチに当たってゴールに吸い込まれたが、イバノビッチがオフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。

 後半43分にはエバートンのMFガレス・バリーが2枚目のカードを受け手退場となる。その直後だった、ウィリアンがGKハワードのパンチングしたボールを右足で捉えてシュート。これがゴール右隅に決まり、土壇場でチェルシーが先制した。このまま試合は終了し、チェルシーが1-0で勝利。勝ち点3を挙げている。

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