[2.11 コパ・デル・レイ準決勝第1戦 バルセロナ3-1ビジャレアル]

　コパ・デル・レイ準決勝第1戦が11日に行われ、バルセロナはビジャレアルに3-1で勝利した。先制したバルセロナは一時同点に追いつかれるも、2点を追加して逃げ切った。
　
　試合後、クラブ公式サイトがMFアンドレス・イニエスタのコメントを伝えている。この日の一戦は、先制しながらも後半3分に追いつかれたが、後半4分に2度目の勝ち越しに成功。FWルイス・スアレスのシュートのこぼれをイニエスタが押し込み、ゴールを奪った。

　得点も挙げたイニエスタは「僕らはとてもいい仕事をした。失点したのは残念。一番大事なのは僕らはあと90分で決勝に行けるかもしれないということ。僕らはとても完成度の高い試合をし、あらゆる面でとても集中した状態でビジャレアルに行かなければならないだろう」と冷静にコメント。

「もっと点をとっていてもおかしくなかったってことは分っているけど、訪れたチャンスは大事にしないと。結果は今でたもので、僕らは納得していない訳じゃない。目標は勝つこと、良い結果を出すことだった」

「エル・マドリガルは選手への要求が高いスタジアム。スペースはより少ない。第2戦まであと1ヶ月あり、今僕らの前にはリーガ試合があって得点のプレーに満足しなくちゃいけない」

　今試合での勝利によって、バルセロナは公式戦10連勝を飾った。1月4日に敵地でレアル・ソシエダに敗れたのを最後に無敗をキープしている。

　イニエスタは「僕はずっとチームへの信頼を持ち続けてきた。チームの状態が良いのは確かで、そういう時は状況を有効利用しより良くして行くようにやっていかないと。ここからある勝ち抜けの戦いは常に良い状況ではなく、ちょっとしたディテールをうまく使っていくべき」と先を見据えた。

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