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チェルシー、パリでのサポーター人種差別行為問題で3名を処分

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 チェルシーは19日、クラブの公式声明で、パリの地下鉄で人種差別行為を働いたサポーター3名に「停止処分」を科したと発表した。調査でさらなる関与が判明すれば、生涯入場禁止の処分も科すとしている。

 17日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでパリ・サンジェルマンと対戦し、1-1と引き分けたチェルシーは、試合前にパリ市内の地下鉄でサポーターがトラブルを起こしていたことが判明している。

 インターネットで出回った動画によると、地下鉄内のチェルシーサポーターが、乗車しようとした黒人男性を2度にわたって突き飛ばし、「オレたちはレイシストだ」と叫んでいる。

 チェルシーは試合後、すぐにサポーターの行為を非難。調査に動き、公に情報提供を求めていた。19日、クラブは寄せられた情報に基づき、3名のサポーターに処分を科したと発表している。「関与したとの十分な証拠が見つかれば、生涯禁止処分を科す」とも明かした。

 この件については、イギリスとフランスの両国警察が捜査に動いており、「調査は継続中」とするチェルシーも協力を惜しまないと発表している。

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