beacon

「ガルシアは神から悪魔になったのか?」 ローマ会長が指揮官への批判に怒り

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ローマのジェームス・パロッタ会長が24日、ルディ・ガルシア監督とチームに対する批判に反論した。指揮官らを擁護している。

 22日のセリエA第24節エラス・ベローナ戦で引き分け、ここ7試合で6戦ドローと勝てない日々が続くローマ。一部の選手たちがガルシア監督の手腕を疑問視しているとの噂も浮上している。

 だが、パロッタ会長は次のように述べ、チームとガルシア監督への批判に怒りを見せた。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「真のサポーターというのは、批判しないものだ。我々は何試合負けた? 負けていないじゃないか。ならば、何が問題なのだ?」

「確かに、毎年タイトル獲得が目標だよ。だが、獲得できるときもあれば、できないときもある。チームはトライしている。今はこういう時期というだけだ。我々はまだ2位なんだよ。ルディは正しい人だ。去年はみんながルディを神のように扱い、今ではまるで悪魔のように言っている」

 一方で、パロッタ会長は26日に行われるフェイエノールトとのヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグにも言及した。ローマでのファーストレグでは、フェイエノールトの一部サポーターがローマ市内で暴挙に及んで騒ぎとなっている。

 パロッタ会長は、ロッテルダムでのセカンドレグでローマサポーターが「リベンジ」をしようとしてはいけないと訴えた。

「ローマでのファーストレグで起きたことは、まったく不快だった。ローマサポーターが同じことをしないように願っている。我々は市民的に振る舞わなければいけない。リベンジしようとするなど、愚かなことだ」

「試合のために彼らがしたのは愚かなことだった。彼らが損害を弁済すべきだよ。全員がやったわけではないがね。ローマのサポーターは、そんなことをしないはずだ。私は心配していない」

▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP