シャルケのクレメンス・テニエス監査役会長は、レアル・マドリーMFサミ・ケディラ獲得に向けた意欲を改めて口にし、条件面での話し合いを進めていることについて言及している。

　マドリーとの契約が満了する今シーズン末で退団することを認めているケディラには、以前からシャルケが獲得を熱望していることが伝えられていた。

　テニエス会長はドイツ『SPORT1』のインタビューで、ドイツ代表MFとの交渉の現状について次のように述べた。

「私はサミ・ケディラを非常に高く評価している。彼はリーダーとして若いチームを引っ張っていくことができるからだ。非常に高く評価されている選手だ」

「我々は何度か話をしている。これからホルスト・ヘルト(スポーツディレクター)とケディラの代理人との間で満足のできる答えを出さねばならない。私は提示できる金額を示した。その上で全力を尽くすつもりだ」

　一方で、トッテナムからの関心が噂されるDFベネディクト・ヘベデスについては、現時点で他クラブとの合意はないとの見方を強調している。

「私はベニ(ヘベデス)に非常に、非常に近い場所にいる。もし何かあれば、私は最初に知らされる一人になるだろう。何かが合意されているとは考えられない」

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