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ベニテスに1試合のベンチ入り禁止処分 「イタリアサッカーはクソったれ」

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 ナポリラファエル・ベニテス監督に1試合のベンチ入り禁止処分が科された。10日のセリエA第35節パルマ戦で、試合後に暴言を吐いたとされている。

 2-2のドローに終わった10日の一戦は、ナポリFWゴンサロ・イグアインとパルマGKアントニオ・ミランテが試合後に揉めたことでも騒がれた。処分の発表によると、ベニテス監督が試合後にピッチを離れる際、大声で「このイタリアサッカーはクソったれだ」と叫んだという。また、イグアインもミランテに対して暴言を吐いたとして、1万ユーロの罰金処分を科されている。

 ナポリ側は処分に不満を示し、異議を申し立てることを明らかにしている。異議が認められなければ、ベニテス監督は18日に行われる第36節チェゼーナ戦でベンチに入ることができない。

 パルマ戦で引き分けた4位ナポリは、2位ローマを勝ち点4差、3位ラツィオを同3差で追っており、チャンピオンズリーグ出場権を争っている。大事な終盤戦の一つで、指揮官がベンチで指示を出せるかどうかは大きな影響を及ぼすだけに、ナポリとしては異議が認められることを願っているだろう。

 なお、イタリアサッカー連盟は、ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)に25日までの職務停止処分を科すことも発表した。ターレSDは1-2で敗れた10日のインテル戦後、判定への不満を報道陣に表していた。同SDには5000ユーロの罰金処分も科されている。

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