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若手英国人の移籍金高騰にファーディナンド「冗談だろ!」

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 今季限りでの現役引退を表明した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが、高騰するイングランド人若手選手の移籍金に疑問を投げかけている。

 今夏の移籍が噂されるリバプールのFWラヒーム・スターリング(写真左)は20歳ながら今季のプレミアリーグで35試合に出場し、7ゴールを記録。マンチェスター・シティからは移籍金4000万ポンド(約78億円)のオファーが届いたが、リバプールはこれを拒否したと伝えられている。

 リバプールがスターリングに付けた“値段”は最低でも5000万ポンド(約97億円)。トッテナムで今季21ゴールを量産した21歳のFWハリー・ケイン(写真右)にも、マンチェスター・ユナイテッドから移籍金4000万ポンド(約78億円)のオファーが届いたとされる。

 こうしたイングランド代表の若手選手をめぐる移籍金の高騰を受け、ファーディナンドは自身のTwitter(ツイッター)にコメントを投稿。マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロが3800万ポンド、アーセナルのFWアレクシス・サンチェスが3200万ポンドだったことと比較し、「冗談だろ!」と苦言を呈した。

「イングランド人選手の値段はあまりに高すぎる。確かにケインとスターリングは大きなポテンシャルを持っている。でも4000万、5000万というのは……。アグエロが3800万、サンチェスが3200万だったのに!」

 ファーディナンド自身は2002年夏に2910万ポンドでリーズからマンチェスター・ユナイテッドに移籍。当時のDF史上最高額の移籍金だったが、「私がマンチェスター・ユナイテッドに移籍するまでに出場したプレミアリーグとチャンピオンズリーグの試合数を見てほしい。それからW杯もだ! 私と比べないでくれよ。これはまったく別の話だ」と、移籍当時すでに十分な実績を残していた自分とは状況が異なるとしている。

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