beacon

引退の決断に悔いはないアイマール 「全面的に納得して下した決断」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 現役引退の意志を明らかにしたリーベル・プレートの元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールが、引退を決意した心情を語っている。

 14日に行われたコパ・リベルタドーレス準決勝ファーストレグのメンバーから外れたあと、アイマールは現役引退を決意し、チームメートへの手紙でその意志を伝えたことが報じられていた。

 その後、アイマールはアルゼンチンのラジオで引退を認め、次のように語った。アルゼンチンなどの複数メディアが同選手の発言を伝えている。

「全面的に納得して下した決断だ。悲しみながら決断したわけじゃない。10年前から考えてきたことの結果だからね。自分が役に立つことができるなら手を貸す。そうでなければ、そうしない。歩きながらサッカーをしたいとは思わない」

 コンディションに問題を抱えていたこともあり、メンバーから外れたことには納得しており、マルセロ・ガジャルド監督の決定に対して不満はないとのことだ。

「ガジャルドとの間に問題は何もないよ。彼は誠実に接してくれた。僕が自分で選ぶとしても、コパ・リベルタドーレスのメンバーに入れなかったと思う。特別扱いをされたいとは思わなかった」

 1月に古巣リーベルに復帰したアイマールだが、2試合で短い時間プレーしただけで現役を終えることになった。だが、その2試合の出場はあくまで実力で得たものだと強調した。

「その時間がプレゼントだったとは思わない。そんなことは望んでいなかった。そのときには、僕が必要とされていたということだ」

 今後は父親として、家族との時間を大切にしたいと話している。

「僕のプレーを見て楽しんでくれた人々に感謝したい。僕はサッカーにおいては年長だけど、人生ではまだ若い。ピッチ外での長い人生を生きていきたいと思う。僕にとって悪いことではなく、起こるべくして起こったことだ」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP