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乾は残留濃厚か…フランクフルト、スペインからのオファーに魅力を感じず

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 フランクフルトMF乾貴士は、クラブに残ることになりそうだ。ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)がドイツ『フランクフルター・ルンドシャウ』で、同選手に対するスペインからの獲得オファーに応じない意向を示している。

 昨シーズン終盤から、乾に対するスペインのクラブからの関心が噂されていた。具体的なクラブ名は明かされていないが、20日付の地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』でヒューブナーSDは「ドリームオファーではない」と語り、獲得を狙うクラブの条件が適正額ではないと判断したようだ。

 その一方で、フランクフルトは乾が去ったときに備えて、左サイドハーフを本職とするドルトムントMFケビン・グロスクロイツの獲得を考えていた。同選手とその代理人にコンタクトを取っていたが、ヒューブナーSDは「実行しない」とコメント。「総合的に検討して、最終的にはこの結論が出たんだ」としている。

 ヒューブナーSDは、チーム内で最もポジション争いが激しいと見られる左サイドハーフに関して、アルミン・フェー監督が若手の起用も考えているとも明かした。残留した場合、乾は下部組織出身のジョエル・ゲレツギアーやルカ・バルトシュミット、新戦力のミヤト・ガチノビッチ、そしてチェコ代表FWバーツラフ・カドレツらとポジションを争うことになりそうだ。

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