ドイツ代表DFは、同国人の指揮官の就任を待ちわびているようだ。リバプールのエムレ・カンが、監督就任が噂されているユルゲン・クロップ氏に大きな期待を寄せている。

　リバプールは4日にブレンダン・ロジャース監督を解任し、後任人事に着手している。元レアル・マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏と並んで有力候補と言われているのが、昨季までドルトムントを率いていたクロップ氏だ。

　9月のEURO2016予選でドイツA代表にデビューしたばかりのカンは、同国の指揮官の手腕を高く評価している。ドイツ『Die Welt』のインタビューでのコメントを、イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

「ユルゲン・クロップは間違いなく、素晴らしい監督だよ。世界中のどのチームの監督でも務められることを、ドルトムントで証明したと思う」

　英語を話すことができるクロップ氏は昨年、「ドイツを除けば、イングランドは私が唯一、働いてみたいと思う国だ。理由はシンプルで、私は英語を少し話せるし、私の仕事には言葉が必要だからね」と語っている。果たしてカンの願い通り、クロップはリバプールにやってくるのだろうか。

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