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3連勝ミラン、復活の鍵を握るのは次節? ミハイロビッチ:「成熟度を問われるテスト」

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 ミランは完全に復活したのだろうか。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、次節アタランタ戦が大きな鍵を握るとみているようだ。イタリアメディアが指揮官のコメントを伝えている。

 1日のセリエA第11節ラツィオ戦で、ミランは敵地で3-1と勝利した。ここまでホームで公式戦全勝を誇っていたラツィオを相手に、内容でも上回っての3連勝。勝ち点を19とし、サッスオーロと並んで5位タイまで浮上した。

 4-3-3にフォーメーションを変更してから、ミランは4試合で3勝1分けの勝ち点10と結果を出している。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、チャンピオンズリーグ(CL)出場を「至上命令」と話していたが、そのCL出場ラインとの勝ち点差も4に縮まった。

 ミハイロビッチ監督は試合後、「失点したのは残念だ」と、2試合連続クリーンシートを逃したことへの悔しさをうかがわせつつ、次のように述べている。

「選手たちは非常にうまくやってくれた。コンパクトに保っていたし、難しい試合になることは分かっていたが、チームスピリットを発揮したね。妥当な勝利だった。満足だよ」

 見事にラツィオを封じたこの日の一戦は、ミランの今季を大きく変える一戦かもしれない。だが、ミハイロビッチ監督は「それは分からない」とコメント。インターナショナルウィーク前の次節アタランタ戦で4連勝を飾ることが大事だと強調した。

「我々は試合ごとに考えていかなければいけない。今は3連勝で、順位も上がってきた。恐れを抱くことも減ったね。フォーメーションを変えてから、相手の攻撃を受けることが減っている。今日もシュートは1本しか許さなかった。4試合で勝ち点10は偶然じゃない」

「次のアタランタ戦は、ターニングポイントとなる試合かもしれない。成熟度が問われるテストだ」

 なお、ミランはこの日の試合でDFアレックスが気を失って途中交代したが、ミハイロビッチ監督やクラブによると、大事には至らなかったもよう。また、ミハイロビッチ監督は恥骨炎で離脱中のFWマリオ・バロテッリについて、良くなっているがまだチーム練習に合流できていないと述べている。

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