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出場停止のはずだったレアルMFチェリシェフ「ビジャレアルから連絡受けてない」

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[12.2 コパ・デル・レイ4回戦第1戦 カディス 1-3 R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦第1戦が2日行われ、カディス(3部)のホームに乗り込んだレアル・マドリーが3-1の勝利を収めた。レアルのホームで行われる第2戦は17日に行われる。

 勝利したレアルだが、本来ならば出場停止だったMFデニス・チェリシェフを起用してしまったことから、思わぬ事態に直面している。チェリシェフは、昨季所属していたビジャレアルで累積3枚目となる警告を受けるも、これを消化することないまま今試合に出場してしまったのだ。

 ラファエル・ベニテス監督は「ビジャレアルとスペイン協会は何も通達していなかった」と説明。クラブ公式サイトによると、渦中のチェリシェフも指揮官同様に「国王杯に関して自分が出場停止だと、ビジャレアルからは連絡を何一つ受けていない」と話しているという。

 なお、カディスは試合直後に会見を開くと、レアルを提訴する方針であると明言。レアルは規則違反により、4回戦で敗退する可能性が高まっている。

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