beacon

リーガ会長がピケを擁護、「彼を虐げる必要はない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、バルセロナDFジェラール・ピケレアル・マドリーに対する挑発行為についてコメントした。

 ここ最近、マドリーへの挑発行為を繰り返しているピケだが、先には自身に反論したマドリーDFアルバロ・アルベロアに対して、同選手の蔑称「コノ(スペイン語でコーン、練習で使用するコーンのように取るに足らない存在という意)」まで口にした。

 マドリーファンを公言するテバス会長は、そのような蔑称を使用することは好ましくないとしながらも、ピケの挑発が表面上のものであり、深刻に受け止める必要はないとの考えを述べている。

「同業者にそんなことを言うのは、確かに好ましくはない。だがマドリディスタの私は、それをユーモアとして受け止めているよ。もちろん、彼がしていることを好ましく感じているわけではない。ただ、それによってピケを虐げたり、軽蔑する必要だってないんだよ」

「仲が良い選手たちもいれば、悪い選手たちもいる。それでもスペイン代表でともにプレーすれば、タイトル獲得のために邁進してくれるはずだ」

 一方、マドリーがリーガ第15節ビジャレアル戦に0-1で敗れ、首位バルセロナに勝ち点5差を付けられたことについて問われると、次のように返答している。

「マドリーが勝ち点7~8差をつけられた状態から逆転したこともある。まだリーグ戦は長く、マドリーがカンプ・ノウでのクラシコに勝利すれば、再び距離は縮まる。リーガはとても熱狂的で、拮抗したリーグだ。誰もが望んでいるようなね」


●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP