サッカー界を代表する名将の解任に対する注目度は、全世界が期待する新作映画の勢いをも一時的に上回ったようだ。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督解任が17日の大きな話題となった。

　昨シーズンのプレミアリーグ王者ながらも、今季は開幕から極度の不振に陥ってしまったチェルシー。クラブや選手たちはモウリーニョ監督への支持を強調し続けてきたが、12月半ばを迎えて16位という状況に、ついに監督交代に踏み切る決断が下された。

　スペイン『アス』によれば、インターネット上でのモウリーニョ監督解任に対する注目度は、18日に全世界一斉公開される『スター・ウォーズ』最新作『フォースの覚醒』への注目度を、短時間とはいえ上回ったという。

　Googleによる検索ワードランキングでは、解任発表直後から「モウリーニョ」が急上昇。検索ワードのトップに立ち続けていた「スター・ウォーズ」を一時的に抜き去り、25分間のみトップに立った。ピーク時には「モウリーニョ」が「スター・ウォーズ」の約1.5倍にまで達している。

　ツイッターでも状況は同じ。モウリーニョの名前がつぶやかれる頻度は「スター・ウォーズ」のハッシュタグを上回り、トレンドランキングの首位に浮上。一時的には新作映画の4倍の頻度でポルトガル人指揮官の名前がネットユーザーの話題に上っていたとのことだ。

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