beacon

バルサとドローのマルセリーノ、審判に恨み節 「少なくとも彼より経験のある審判を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 20日のリーガエスパニョーラ第30節、ビジャレアルは本拠地エル・マドリガルでのバルセロナ戦を2-2のドローで終えた。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は試合後、サンチェス・マルティネス主審について辛辣な言葉を口にしている。

 この試合で悪い意味の主役となったのが、サンチェス・マルテイネス主審だった。ムルシア出身審判は何でもないようなプレーでイエローカード提示を繰り返し、24分にはDFジェラール・ピケのハンドを見逃すと、それに抗議をしたマルセリーノ監督に退席を命じた。さらに40分には、GKセルヒオ・アセンホのFWネイマールに対する極めて疑わしいファウルを取って、バルセロナのPKを指示。最終的に12枚のイエローカードを提示するなど、試合を荒れ模様としている。

 試合後会見に出席したマルセリーノ監督は、もちろんマルティネス主審に関する質問が集中。同指揮官はまず自身の退席処分について、次のように語っている。

「ピケのアクションについて抗議をしたが、かなり激しい形だっただろう。しかし、私は選手のように抗議をしただけだ。侮辱したならばまた違うだろうが、なぜ抗議で退席とされなければいけないんだ? 私は侮辱していない。ただ抗議をしただけなんだ。ピケがその後もピッチに立っていて良かったのか、私には分からない」

 サンチェス主審の実力が、リーガ1部の試合をレフェリングするレベルにはないとの考えも口にしている。

「疑いの余地などどこにもない。少なくとも、サンチェス・マルティネスよりも経験のある審判が笛を吹かなければならなかった。それでも、我々は正当な形で2得点を記録し、バルサに追いついたんだ。このチームに大きな誇りを感じているし、すべての称賛に値するよ。この試合のような、すべてが逆風であるときに競い合うことは難しいがね」

「今日の試合では、たった一人を除いて試合のレベルに達していた」

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP