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本田欠場のミラン、敵地で今季初の逆転負け…4戦未勝利で上位争いから後退

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[4.3 セリエA第31節 アタランタ2-1ミラン]

 セリエAは3日、第31節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でアタランタと対戦し、1-2で敗れた。本田は日本代表の試合で負った右足の打撲のため、ベンチ入りメンバーを外れており、公式戦の連続出場は17でストップした。

 16年に入って復調気配を見せていたミランだが、ここに来てまたも歯車が狂いだしている。前半5分に相手のハンドを誘ってPKを獲得。FWルイス・アドリアーノが決めて先制に成功したが、流れを掴むことが出来ない。押し込まれながらも何とか耐えていたミランだが、同44分、左サイドからのCKを与えると、こぼれ球を相手エースのFWマウリシオ・ピニージャ華麗なバイシクルシュートを決められ、同点とされた。

 後半に入ってもペースを掴めないミランは、後半13分からFWマリオ・バロテッリを投入。だが同17分、左サイドからクロスを上げられると、MFマルテン・デ・ローンのボールコントロールからMFアレハンドロ・ゴメスに逆転弾を決められてしまった。

 何とかしたいミランは後半22分からMFジェレミー・メネズを投入し、攻撃に厚みを持たせる。ただ全くと言っていいほど、効果が見られない。ならばとセットプレーから得点を狙うが、同30分のバロテッリの直接FKも相手GKのビッグセーブに防がれてしまった。3月のリーグ戦を未勝利で終えたミラン。月が替わった初戦も白星で飾ることは出来ず、今季初の逆転負けで未勝利は4戦に伸びた。


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