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セリエ決着?ユーベの5連覇近づく…イグアイン30点目もナポリ痛恨敗戦

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 セリエAは3日、第31節を各地で行った。2位のナポリは敵地でウディネーゼと対戦。前日に首位ユベントスが勝利していたことで、絶対に勝利が欲しい一戦だったが、1-3で落としてしまった。勝ち点差は6に広がり、ユベントスが5連覇に前進した。

 セリエAの2015-16年シーズンが決着の時を迎えようとしている。ユベントスの開幕直後の躓きで混戦にあった今季のセリエAだが、中盤戦からユベントスが復調。終わってみれば、クラブ記録の15連勝を記録するなど、ユベントスが首位に立っている状況だ。

 追うナポリとしては、何が何でも勝利が必要な一戦だった。しかし前半14分にPKを与えて先制を許すと、同24分にFWゴンサロ・イグアインが今季30点目を決めて同点に追いつくが、同アディショナルタイムに華麗なオーバーヘッド弾による勝ち越し点を献上。後半13分には勝負を決める3点目を奪われてしまった。

 後半31分にはイグアインが2枚目のイエローカードを受けて退場。主審に罵声を浴びせ、チームメートになだめられながら、ピッチをあとにした。後味の悪い敗戦を喫したナポリは、1-3で敗れ、優勝争いから後退した。

 3位のローマは敵地でラツィオに4-1で勝利。前節で連勝が8で止まっていたローマだが、ダービーマッチに快勝して、不敗を10戦に伸ばした。2位ナポリとの差は4に詰まっている。

 なお、大敗したラツィオはステファノ・ピオリ監督を解任。元イタリア代表のフィリッポ・インザーギ氏の弟であるシモーネ・インザーギ氏の監督就任を発表している。


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