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アーセナル、残留目指すサンダーランドと痛恨ドロー…4位に後退

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[4.24 プレミアリーグ第36節 サンダーランド0-0アーセナル]

 プレミアリーグは24日に第36節を行い、3位アーセナルは敵地で18位サンダーランドと対戦し、0-0で引き分けた。残り3戦で勝ち点を64としたアーセナルは4位に後退。首位レスター・シティが今節でスウォンジーに引き分け以上となれば、今季の優勝の可能性は消滅する。

 アーセナルは前節WBA戦から先発メンバーを入れ替えず、ベンチにはMFジャック・ウィルシャーが入った。開始早々の前半4分にMFアレックス・イウォビがドリブルからシュートに持ち込んだがわずかにゴール左にそれる。それでも降格圏に沈むサンダーランドを相手に圧倒的なボール支配率でゴールに迫った。

 対するサンダーランドは前半14分、インターセプトからMFワビ・カズリがドリブルでシュートまで持ち込むもわずかにゴール右。同21分には、PA手前やや右でFKを獲得すると、キッカーのDFパトリック・ファン・アーンホルトが左足で放ったシュートは惜しくもポストの角に当たり、先制点とはならなかった。

 アーセナルのFWアレクシス・サンチェスも前半33分、前節WBA戦で決めたような位置でFKを得ると、右足で直接狙ったが、GKビト・マンノーネのファインセーブに阻まれる。その後、同37分にアーセナルのDFペア・メルテザッカー、同43分にサンダーランドのDFデアンドレ・イェドリンにハンド疑惑があったが、どちらも笛は鳴らず、前半はスコアレスで折り返した。

 後半もアーセナルがボールを支配、サンダーランドが少ないチャンスからシュートまでつなぐといった形が多くみられた。後半5分、サンダーランドはカウンターからFWジャーメイン・デフォー、カズリが立て続けにシュートを放つもGKペトル・チェフの好セーブに阻まれる。同18分にもロングボールからデフォーがループシュートもゴール左に外れた。

 更なる上位浮上に向けて勝ち点3が欲しいアーセナルは後半26分にFWセオ・ウォルコットとFWダニー・ウェルベックを投入。攻勢を強めると、同34分にGKチェフのパントキックから飛び出したGKマンノーネの中途半端なクリアにウェルベックが競ったが、DFユネス・カブールに倒されてチャンスをつぶされた。同37分にはウェルベック、同42分にはサンチェスとPA手前からシュートを放ったが決めきれず、0-0で試合を終えた。

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