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初のCL決勝進出を目指すD・シルバ「マドリーに移籍しなかったことを後悔してはいない」

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 過去にレアル・マドリーへと移籍する可能性があったマンチェスター・シティMFダビド・シルバだが、スペインのビッグクラブに行かなかったことに対する後悔はなさそうだ。

 バレンシアの下部組織で育ったD・シルバは、エイバルセルタへのレンタル移籍を挟み、2006年にバレンシアでトップデビューを飾った。その後元アルゼンチン代表のパブロ・アイマール氏の後釜としてバレンシアで頭角を現したD・シルバには、マドリーやバルセロナなど複数クラブが関心を寄せていたが、2010年に移籍金2500万ポンドでシティ移籍が決定した。

 シティは26日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでレアル・マドリーと対戦する。D・シルバはスペイン『ABC』で移籍の可能性があったチームとの対戦について以下のように話している。

「僕はマドリーに移籍しなかったことを後悔はしていないよ。タイトル獲得を目指して、欧州最高峰のクラブに移籍したんだ。実際に多くのタイトルを獲得した。プレミアリーグで2回優勝して、リーグカップを2度制して、FA杯とコミュニティーシールドのタイトルも取ることができた」

「そして、僕たちはCLで初の決勝進出というシティの歴史に残る偉業に、あと2試合まで迫っている。それを考えると、うまく行かなかったなんて言えないね」

 マドリー戦については、エースFWクリスティアーノ・ロナウドだけを注視することはできないと警戒している。

「準決勝に進めるのは特権だよ。その特権を生かしながら、プレーに集中すればいい。それ以外、マドリーに勝つ方法なんて思いつかない。彼らには才能ある選手が余るほどいる。でも、僕たちは彼らと対等に戦うつもりだ。それは誰にも疑ってほしくない」

「クリスティアーノばかりに気を取られるのは、大きな間違いだ。マドリーのようなチームを相手にすれば、個々の選手を特定することなんてできない。どのチームに行ってもレギュラーになれるような選手が、7人ほど控えに回されているんだ。20日前までリーグ戦の優勝争いから脱落していたチームが、今はタイトルを争っている。クリスティアーノだけじゃない。マドリーという高貴なチームが相手なんだ」

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