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パトが新天地ビジャレアルで入団発表「小さな町だけど大きなクラブ」

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 ビジャレアルに加入したFWアレシャンドレ・パトは、1日に新天地での入団発表を行った。移籍を決意した経緯や新シーズンに向けた意気込みを語っている。

 若くしてミランで活躍を見せたパトは、一旦母国ブラジルへ復帰したあと、昨季の冬の移籍市場ではチェルシーへレンタル。デビュー戦で3得点に絡むなど好プレーも見せたが、結局プレミアリーグではわずか2試合の出場に終わった。

 チェルシーへのレンタルが終了したこの夏には、リーガ・エスパニョーラへの初挑戦が決定することになった。本拠地エル・マドリガルで行われた入団発表でパトが次のように語ったとしてスペインメディアが伝えている。

「ヨーロッパに戻って、またチャンピオンズリーグでプレーしたいと思っていた。逃すわけにはいかない大きなチャンスだったんだ。ミランで一緒にプレーした(ダニエレ・)ボネーラから電話がかかってきて、このクラブのことをすごく良く言っていたよ」

「2度めに電話がかかってきたときには、彼はマルセリーノ(・ガルシア・トラル監督)と一緒にいて、監督と話をすることができた。それで気持ちを固めることができたよ。監督は大きな仕事を要求するということ、このクラブはファミリーだということを言っていたね」

 ミランやチェルシーのようないわゆるビッグクラブではなくとも、ファンを近くに感じられることが重要だとパトは強調した。

「小さな町にやってきたけど、大きなクラブだ。僕はロンドンやミラノで暮らしていたけど、そんなことは問題じゃない。本当に心を打つのは人々からの愛情だ。ここではそれを感じることができている」

「ビジャレアルのファンのために良いプレーを見せたいと思う。(ロベルト・)ソルダードや(セドリック・)バカンブが素晴らしい選手たちなのは分かっているけど、全員と一緒にプレーしたい。監督からもそう言われたし、監督の決定を受け入れるよ」

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