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ジダン「セスクは偉大な選手だが素直な選手ではない…」、現メンバーへの信頼強調

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 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督が今夏の補強に言及した。スペイン『アス』が伝えている。今夏のレアルは過去15年間で最も選手獲得へ金銭をかけていないことで、補強を心配する声も挙がっている。

 指揮官は「選手の獲得が常に必要というわけではない。何が起きるかにかかわらず、これからも同じことを言うと思う」と前置きした上で、「これまで獲得してきた選手たちには満足しているし、彼らの力で欧州CLを制覇したんだ。選手たちに求めるのは1年を通してのハードワークだ。R・マドリーにいるからといって、それだけで勝てるわけではないからね。懸命に動くこと、それだけがすべての選手に期待していることだ」と語った。

 また、アントニオ・コンテ監督の就任したチェルシーで出番を失いかけているMFセスク・ファブレガスへレアルが興味を示しているとも報じられたが、ジダン監督はこれを否定。

「もし中盤に新しいMFを加えたくなったら、状況は複雑なものになる。セスクは偉大な選手だが、素直な選手というわけではない。3人、4人と選手を余らせてしまったらどうなるかわかるだろう。難しいことだよ」と説明した。

 移籍市場が閉じる8月31日まで約2週間が残っている。しかし、ジダン監督は現在いるメンバーへの信頼を強調した。

「31日まで待たなければならないが、誰か新しくこれからやってくるということはないと思っている。チームはすでに完成されているんだ。とはいえ、何が起きるかはわからないものだ。今のチームや選手たちには満足している。うまくあなた方を説得できているかはわからないが、これは本当なんだ」

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