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ユナイテッドOBがモウリーニョを批判「誰彼構わず敵対する」「彼の管轄下には置けない」

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公式戦3連敗と苦境に立たされているユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督

 ジョゼ・モウリーニョ監督は、自身のやり方を変えなければマンチェスター・ユナイテッドでは成功できない。同クラブOBのロン・アトキンソン氏はそう主張している。

 プレミアリーグ開幕から3連勝を飾ったユナイテッドだが、第4節マンチェスター・シティとのダービーマッチに1-2で敗れると、そこから一気に崩れた。ヨーロッパリーグを含め公式戦3連敗を喫し、一転して危機が叫ばれる状況に置かれている。

 モウリーニョ監督は前節ワトフォード戦で敗れたあと、審判団を非難するコメントを残した。これに関してアトキンソン氏は苦言を呈している。

「彼の包囲的なメンタリティーを支持するファンは多い。異常なまでに自分の選手たちを守るのは悪くない。だが、そのために誰彼構わず敵対する必要はないだろう」

「そういったアプローチがユナイテッドで通用するとは思えない。それでは、クラブを狭い場所に閉じ込めることになりかねないからね」

 アトキンソン氏は、モウリーニョ監督の独裁的な手法を好んでいないようだ。

「ユナイテッドは世界的なブランドだ。ファンのための巨大なクラブ。それを個人の管轄下に置くことはできない。『これは世界対我々の戦いだ』などとは言えない。ユナイテッドには多くの友人がいる。世界で最も多くファンを集めるクラブだ」

「ジョゼは強い個性を備えている。だが彼の包囲的なメンタリティーによって全員が脇道にそれ、世界を敵に回してしまっては、メンツが丸つぶれだよ」

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