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ぺぺがレアル・マドリー退団に近づく…移籍先は中国の河北華夏か

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レアル・マドリー在籍10年目を迎えているDFペペ

 レアル・マドリーDFぺぺが、同クラブを退団する可能性が高まっている。26日付のスペイン『マルカ』が1面で報じた。

 今季限りでレアル・マドリーとの契約が終了するぺぺだが、契約延長交渉は平行線のままとなっている。ぺぺが2年の延長を求めているのに対し、レアル・マドリーが1年の延長オプション付きの1年契約というオファーに固執し続けているためだ。レアル・マドリーは32歳以上の選手との契約方針を1年契約+1年の延長オプションと定めており、クラブに10年以上在籍するぺぺ(来年2月で34歳に)に対しても、その考えを曲げていないという。

 ぺぺはこの状況を受けて、レアル・マドリー以外のクラブに在籍する未来を考慮し始めたとみられる。『マルカ』によれば、移籍先候補として有力なのは中国のクラブとされており、ポルトガル代表DFは同国の2クラブからオファーを受けているようだ。その内一クラブは、元レアル・マドリー指揮官のマヌエル・ペジェグリーニ監督が率いる河北華夏。同クラブからは現年俸450万ユーロの2倍以上となる、年俸1000万ユーロを提示されたとのことだ。

 ただしぺぺは、レベルの低い中国のクラブに移籍すれば、2018年ロシアW杯参加が難しくなることも考慮している模様。そのためにレアル・マドリーの1年+1年の契約を受け入れることや、欧州の他クラブに移籍する可能性も残しているとみられる。

 ぺぺは中国以外にも、リーガエスパニョーラやチャンピオンズリーグ出場を常とするクラブからオファーを受けているという。けれども同選手は、心のクラブであるレアル・マドリーと直接的に争うクラブに加入することを望んでおらず、そのため現時点では中国移籍を最も有力な選択肢と捉えているようだ。ぺぺは2007年に移籍金3000万ユーロでポルトからレアル・マドリーに加入。当時は、ほぼ無名だったためにその移籍金額に批判が集中したが、以降レアル・マドリーの絶対的主力となり、第3キャプテンを務めるまでに至っている。


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