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レアルを7度目のCL優勝に導いたミヤトビッチ氏「脳性麻痺の息子と話せていたなら、そんな名誉はいらなかった」

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レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ優勝に導いたプドラグ・ミヤトビッチ氏

 レアル・マドリーを7度目のチャンピオンズリーグ優勝に導いたプドラグ・ミヤトビッチ氏は、その栄誉と引き換えにできることとして、今は亡き息子が発する言葉を挙げた。

 1997-98シーズンのチャンピオンズリーグ決勝ユベントス戦で決勝点を決め、レアル・マドリーをじつに32年ぶりとなる同大会制覇に導いたミヤトビッチ氏。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同氏は、その栄誉に代えられるものがあるかと問われ、次のように返答した。

「8年前に亡くなった息子の健康と交換できたらと思う。別に、彼の命じゃなくてもいいんだ。何か言葉を発してくれただけでも、そんな栄誉は捨てることができた」

「なぜなら息子、アンドレアは脳性麻痺で話すことも歩くこともできなかったんだ…。『やあ、調子はどう?』という言葉を聞けたならば、何だって差し出せたよ」

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