パリSGのブラジル代表FWネイマールは、ウナイ・エメリ監督の仕事ぶりに不満を抱いている。『マルカ』が伝えた。

　パリSG移籍後は話題に事欠かず、特に監督やチームメイトとの関係性が取り上げられている。母国ブラジルのメディアによると、ネイマールは自らのために特別編集された30分以上かかるような動画を見直すことを強いられており、これに疲弊しているという。

　指揮官は「ネイマールがチームに適応するためには時間が必要。チームメイトも彼に適応する必要がある、私たちは彼と一緒にいくつかのビデオを分析して、特にチームメイトの中でのポジショニングや仕事ぶりに彼がどうフィットするかを見ている」と話すなど、ネイマールのためを思ってのことのようだが、親の心子知らずといったところか。

　“お騒がせ”続きのネイマールは、22日に行われたリーグ1の第10節では日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユと伝統の“フランスダービー”に出場。しかし自身へのマークに苦しみ、終了間際にはフラストレーションが爆発。後半42分にMFルーカス・オカンポスを突き飛ばしたことで、2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、ホームで行われる次節ニース戦の出場停止が確定している。